新入社員様の運転研修について

2022年〜2025年の当校で実施した新入社員様向けの運転研修でアンケート調査(普段どの程度運転しているか?)の結果、「ほとんどしない」が41%で最も多く、次いで「週1回程度」が32%、「毎日」が27%という結果が出ています。

学生時代に免許は取得したが、運転する機会がほとんどない方が多いのが分かります。当校の運転チェックの評価(A良好、B概ね良好、C普通、Dやや不安あり、E再教育の必要あり)も運転経験が浅く、少ない受講者ほど評価が低くなる傾向があります。

特に新入社員の運転で評価が低くなるのが車庫入れ(後退)です。自動車学校では教習カリキュラム上、車庫入れ(後退)する時間が圧倒的に少なく、検定で実施する「方向変換」や「縦列駐車」は経験しているが、普段よく行う車庫入れに不安がある新入社員が多く見受けられます。

また、路上走行では基本の確認を1度だけするだけで、全体的に確認する回数が少ない傾向があります。遠くまで、幅広く、目を動かして、早めに数回、幅広く確認できていません。そのため、発見の遅れ→判断遅れ→操作遅れに繋がる場面が多く見受けられます。

当校では、お客様のご要望に合わせた新入社員様向けの研修内容を計画させていただきますので、お問い合わせの際にお申し出ください。

企業講習係 高木 敏雄